王国 その1
よしもとばなな
よしもとばななさんで「食」といえば、やはり「キッチン」。台所もそうですが、カツ丼を届けにいく大事な場面があります。カツ丼の強さを感じます。では、本書はなぜでしょうか。小さな男の子が飼っていた鳥の行方を占って欲しいと、やってくる場面です。その男の子はお礼におじいちゃんの北海道土産であるホワイトチョコレートを1枚差し出します。「まだ食べてません」と言って綺麗な1枚を。
そして「そこには素朴な花の絵が描いてあった」のです。もうおわかりですよね?
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ティファニーで朝食を
トルーマン・カポーティ
タイトルに「朝食」と出てくるものの、そんな場面は出てきません。映画とは違いますね。もちろん「食」はあります。主人公がホリーに小説を読み聞かせるシーン。ホリーがご所望なのが、りんごとウイスキーです。「ウイスキーとりんごって合うのよ。一杯いただけないかしら、ダーリン」シャンパンといちごの組み合わせではありません。時代や「らしさ」が感じられます。
表題小説以外にも他3編が収載されており「クリスマスの思い出」にはクリスマスの食卓も書かれています。
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